理想の建築旅(福岡県福岡市中央区天神『DAYTON BUILDING』)!緑化建築物は近代ビルの理想である。
本ブログでは、僕の家族・住まいについての「マンションのライフスタイル考案」と私の仕事の経験から「失敗しないマンションの選び方」「その他」を、綴ってます。
今回は「その他」についてのお話ですが、初めての方は、本編の記事をご覧いただくと有り難いです。
こんにちは!晴です。
さて、私が住んでいる地域のお話ではないので大変恐縮なのですが、少し前に話題になった東京都の築地から豊洲への移転騒動。
ワイドショーをあれだけにぎあわせていた場所です。
築地は海外からの観光客も多く、図らずも海外向けの観光地になってしまった市場。
でも、僕はワイドショーを見ながら、
『きっと豊洲の近代的なビルに代わると外国からのお客さんは楽しめないよね。』
『こんな建物だと観光客には見向きもされないよねー。』と思っていました。
僕は豊洲はおろか築地にも行ったこともありません。なので、テレビの映像だけの印象だけですが、市場内グルメを楽しむ日本人は別として、外国からの観光客は満足できないだろうと思ってました。
『もしかしたら、海外からの観光客が市場に来るのは正直邪魔なんで、こんな建物にしたんだろうな』とさえ勘ぐっていたほど。
だって、建物はピカピカの無味乾燥・なんの特徴もないビルは、歴史を全く感じさせることもなくひたすら清潔で新しい。
まるで工場みたい。
また、観光客が市場関係者と邪魔にならないように動線も完全に整備され、メインイベントであるセリの様子もガラス張りの部屋から除くだけとのこと。
これでは、小学校の社会化見学レベル。
築地の古さや汚さ(?)こそが歴史であり、目の前で行われるマグロのセリの迫力が、日本の生活を感じされながらもその非日常感が観光客に受けていたはず。
実際、豊洲市場への観光客は減しているとのこと。街や建物の魅力は歴史やその特徴に触れてこそ、楽しいのだと再認識しました。
さて、このブログでは、素晴らしい建築物をたまーに紹介してます。本日は福岡市の中心地・天神にある建物をご紹介しましょう。
福岡県福岡市中央区『DAYTON BUILDING』
福岡県福岡市中央区天神は、商業施設が集まる福岡一の繁華街です。
新幹線が停車し、オフィス街が中心である博多駅周辺と比べ、若者が集まる街とも言えるでしょう。
その天神のビル群の一角に低層の小さな商業ビル『DAYTON BUILDING』があるのですが、おもしろい建築物なのです。
■福岡県福岡市中央区天神『DAYTON BUILDING』。この行列は、建物デザインには関係ありませんで、流行りのタピオカ専門店に並ぶ人々です。
エコ建築物
このビルは、全面に壁面緑化がほどこされた建物です。
壁面緑化はヒートアイランド現象を緩和させる効果があり、最近では珍しくない工法ですが、このビルはその緑量が他にはないほど豊かです。
壁面の緑は伸び放題。
まるで野生の草木のように荒々しい。
ちまたで見られる人工的で、中途半端な壁面緑化ではなく、その生き生きとした生命力あふれた佇まいは、じつに気持ちいい建物なのです。
■緑の草の隙間に窓がはめ込まれているいる印象の建物
▪️緑とコンクリートの対比がカッコイイ。
最後に一言
本日は壁面緑化の建築物をご紹介しました。
大きな商業ビルが一部緑化するのはよく見かけますが、大資本が消費者へエコアピールするため、緑化しましたという建物がちょっと鼻につくように思ってました。
でもこのビルは三階建ての低層、小規模ビルでありながら、建物のデザイン的特徴を出すために緑化を推進した様子。
そしてかっこいい!
こういう建築物が街にどんどん増えていくと、街も楽しくなりますよね。
では!
■ちなみに普通の壁面緑化ってこれ位ですよね。
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追伸:本日は長男さんとプロ野球観戦(セパ交流戦)に行きました。
■ヤフードームのナイター。
■中日マスコット「ドアラ」がかわいい。僕は長い間名古屋に住んでいたので懐かしく、11年ぶりの生ドアラです。
■長男さん(小2)。ごひいきチームからホームランが4本もでて大満足。
■最後はドーム内で、ホークス勝利花火で締めです。
▪️試合も早く終わったので、最後まで観戦できて良かったです。