4人家族なのに3LDKのマンションインテリア

4人家族で住む3LDKマンションの生活・インテリアを紹介。裏テーマ、狭くても広い部屋に負けない部屋づくり。

長~く住まないと分からない!【エレベーター】の待ち時間が長い物件の方が良いマンション

f:id:haruru1019:20190702132625j:plain

こんにちは!晴です。

僕は新築マンションの営業を4年、マンション管理を5年ほど経験しました。
その両方の経験から、今回お話しをさせていただこうと思っています。

マンションの形態は共同住宅オーナーみんなでマンションを維持管理していかなければなりません。

つまりマンション維持にはお金が掛かるのですが、その費用が安価なら将来の負担が減りますので、助かりますよね。

では、マンションの設備で最も維持費がかかるのは何かご存知ですか?
それは「エレベーター」です。
本日は「マンションの設備と維持費用の関係」について考えてみます。

 

www.haruru.top

www.haruru.top

 

 

エレベーターは最も維持費用が掛かる

居住者数の割合い対してエレベーターが多いとマンションの維持費用が、オーナーへの重い負担となるかもしれません。でも、これは僕がマンション管理の業務についてから知ったこと。

マンションの営業時代は費用負担については、全く考えていませんでした。
エレベーターが多ければ多いほど良い物件だと信じて「エレベーターの台数が多ければ、待ち時間が少ないですよ」などと説明する始末。

でも、エレベーターはマンションで最も維持費用が掛かる設備。

仕様等やメーカーにもよりますが、日立、三菱、東芝の三代メーカーであれば、月額6~8万円(フルメンテナンス点検仕様)ほど点検費用が掛かります。

一台当たり年間72万円~96万円の維持費、25年~30年後のエレベーター本体の交換時には1千万円近くの費用が必要となるのです。

エレベーターは金食い虫なのです。

f:id:haruru1019:20190702132842j:plain


適正なエレベーターの台数

では、エレベーターの適正な台数は何台でしょうか。

一般的には50戸~80台戸に一台と言われていますが、個人的には80戸でも問題はないと思っています。もちろん朝の通勤通学の時間帯は混みあうとは思いますが、想定範囲内でしょう。

それよりも80戸のマンションで、エレベーターを1台維持管理するのと2台維持管理するのとでは、オーナーの負担がかなり違います。

設備が多いと将来のコストがかかり過ぎますので、高設備仕様もマンションもいいのですが、維持管理のコストも考えて物件を選びましょう。 

 

あるエレベーター方のマンション事例

僕の住んでる街に、新しくマンションが建築されました。

その物件は大変珍しく、古い分譲マンションを建て替えて、新しい建物にリニューアルしたマンション。

4~5つほどあった4階建て低層マンションを解体し、12階建ての立派なマンションに生まれ変わりました。

戸数は230戸(既存オーナー100戸・募集オーナー130戸)。エレベーターについては7台、1台当たり約33戸の割合でした。

「古い管理組合ならエレベーターの維持管理に大きな費用が掛かるのは知ってるはずなのに、既存オーナーはよくこんなプランをOKしたなあ」と僕は不思議に思っていました。

よくよく考えたら、古い4階建てマンション。元々エレベーターがついておらず、費用負担の大きさに気づかなかったんだなと納得しました。(あくまでも僕の推論ですが・・・)

f:id:haruru1019:20190702143243j:plain

 

最後の一言

僕は、マンションの魅力は、立地の良さ以外に「快適性」にあると思ってます。

自動ドア、防犯カメラ、ホームセキュリティに守られた「防犯設備」。
エレベーターが運んでくれる「バリアフリー環境」。
エントランスや敷地を掃除してもらえる「心地よさ」等
そこには、一戸建てでは実現できづらい「快適性」
があります。

でも、その「快適性」を維持するにも費用がかかるもの。程良く、過度になり過ぎない設備が良い物件だと思っています。

f:id:haruru1019:20170321225721j:plain

 

 

 分譲マンションブログランキングに参加してます。

↓ ↓ 良かったら、ポッチと願います。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村