4人家族なのに3LDKのマンションインテリア

4人家族で住む3LDKマンションの生活・インテリアを紹介。裏テーマ、狭くても広い部屋に負けない部屋づくり。

物件前の敷地【前建て】には要注意!マンション購入後に後悔しても遅すぎる

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こんにちは! 晴(ハル)です。
マンションに満足して住んでいても、ある日『こんなはずじゃなかった』と後悔してしまうケースがあります。

突然、自分の部屋の目の前の土地に新しい建物が建ち始め、部屋の日当たりや眺望がガラリと変わってしまう。
そんな状況は避けたいですよね。

本日は優先順位5位「前建てを気にすること」について考えます。
では『物件前の敷地状況は要注意!マンション購入後に後悔しても遅すぎる』の記事をご覧ください

失敗できないマンション購入・優先順位10

優先順位1位・「適正な予算をたてること」
優先順位2位・「大手不動産の物件を購入すること」
優先順位3位・「駅からの距離を重視すること」
優先順位4位・「住みたいエリアを探すこと」
優先順位5位・「前建てを気にすること」
優先順位6位・「部屋の広さにこだわること」
優先順位7位・「階高・眺望にこだわること」
優先順位8位・「部屋の間取りにこだわること」
優先順位9位・「向きのこだわること」
優先順位10位「設備にこだわること」

本ブログでは、失敗しない分譲マンションの選び方についての情報を、お伝えしております。
初めてご訪問いただいた方は、下記も記事が、このプログの基礎となる記事なので、良かったらご覧下さい。

www.haruru.top

 

 

マンション前の敷地には要注意!

気に入った地域でマンションが見つかったら、近隣を注意深く観察して下さい。

特に自分が検討している部屋の前の土地の状況はとても大切です。例えば、それが空き地や駐車場であれば要注意。

空き地や駐車場などのある程度まとまった広さの敷地は、新しい建物が建築される可能性が高いからです。

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【実例】マンション周辺は環境が変わりやすい

ある新築のマンションの実話。
その南側は駐車場。
日当たり抜群の部屋でしたが、入居2年後に全く同じ高さの建物(マンション)が部屋の正面に建築されたのです。でも、これはよくある話。
ある日を境に「日当たりや眺望が全く異なったものになってしまう」なんてことに。

自分のマンションだって建つ地域なので、高い建物がいる建築されてもおかしくないですよね。

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将来の環境が変わる可能性を予想しよう

マンション前に既に建物があっても注意が必要です。

特に古い建物であれば、いつまでもその建物が建っているか分かりません。

マンション前の敷地の用途によって、将来他の建物が建築される確率は異なりますので。今回まとめてみました。

<マンション前の将来建築される可能性>

①公園・・・「ほぼ、環境は変わりません◎」
※環境は断トツのNO.1。ただ、公園は不特定多数の方が集まる場合もある。

②大きな道路・・・「環境は変わりません。◎」
※日当たり良好。将来建物が建つ心配はありません。ただし車の排気ガス・騒音等も問題あり。

③公共施設等・・・「環境は変わりにくい〇」
※公共施設は低い建物が多いのも特徴。「前建て」を確認して、マンションの階数等を考えましょう。

④一戸建て複数・・・「環境は変わりにくい〇」
※日当たりは良好。再開発でもなければ、戸建ても地権者がまとめて土地を売ることは少ない。

⑤分譲マンション・・・「環境は変わりにくい〇」
※「前建て」を確認して、マンションの階数等を考えましょう。

⑥民間社宅・・・「高い建物が建つ可能性あり△」
※築年数、階数、構造にも異なるが、高い建物が建つ可能性有。古く低層のアパートなどは注意が必要。

 ⑦賃貸アパート・ビル(単一所有)・・・「高い建物が建つ可能性あり△」
※築年数、階数、構造にも異なるが、高い建物が建つ可能性有。古く低層のアパートなどは注意が必要。

⑧駐車場・・・「高い建物が建つ可能性大✕」
※今から覚悟しましょう。

⑨空き地・・・「高い建物が建つ可能性大✕」
※もう諦めましょう

 

不動産用語「前建て」

不動産業界では「前建て」という業界用語があります。
意味は、建築される建物の前に「どんな既存の建物が建っているか」を表す言葉。
この「前建て」によって、不動産の価値は大きく変わります。
例えば、建築中の新築マンションの目前に6階建ての古い建物がある場合、新築の6階以下と7階以上の住戸の価値は全く違うと考えます。

「前建て」という言葉は、不動産業界の用語になるほど重要なポイントなのです。

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最後に一言

今回、前建ての話しをしましたが、街は変化するものです。

建てる地域の法規制にもよりますが、テニスコート2つ分あればマンションなどは十分建築できます。

最近は小型の分譲マンションは減少傾向ですが、立地の良い場所などでは、賃貸マンション等が建築される可能性の高く注意が必要です。

「前建て」は、環境が変わることを想定しながら、部屋の位置や階数等をお考え頂いた方が間違いありません。