4人家族なのに3LDKのマンションインテリア

4人家族で住む3LDKマンションの生活・インテリアを紹介。裏テーマ、狭くても広い部屋に負けない部屋づくり。

田舎の方が子育て環境が良いという論調に【反論】!子供のために選ぶべきはことは他にある

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こんにちは!晴(ハル)です。

時折、テレビなどで
『自然の中で子育てをしたい』
『子供の環境のために、田舎に引っ越しました』
とのご意見を聞くことがありますが、私には全くピンときません。

もっと、大事なことがあるような・・・。

本ブログでは「マンションの資産性=立地」とお話ししておりますが、今回は「子育て」における最適な立地について考えてみます。

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田舎は子育て環境が良いは本当?

上記に書いたように、自然に囲まれた環境で、子供を育てるのが、良いとの風潮がありますが、僕は共感できません。

それはテレビの中だけの話です。

もちろん、都心の繁華街で子育てするのが、良い環境とも思えませんが、親の愛情をちゃんとかけてあげれば、子供は案外、どんな環境でも、のびのび育ちます。

それだけ子供の順応力は素晴らしいのです。

でも、ひとつだけ「子供の順応力」だけでは解決しない問題があります。

それは「教育環境」です。

 

私の子供時代の教育環境

私の子供の頃のお話しをさせていただきます。

通っていた田舎の中学校は、市内でもベスト3にランクされるほど問題がある学校で、いわゆる「荒れた学校」でした。

もちろん、全ての生徒に問題があるわけではなく、「授業中、好き勝手に徘徊する問題行動を起こす一部生徒」vs「大多数の一般生徒」という図式が学校の日常でした。

そして、私たち一般生徒たちは「いかに不良から目を付けられないか」に怯えながら、過ごす日々だったことをよく憶えています。

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問題のある学校とは

一時、新聞等で取り上げられので「学級崩壊」という言葉をご存知の方も多いと思います。
授業中、席にもつかず、大声を出し授業を妨害する等「正常なクラス運営ができない」状況が続くことです。

もちろん、優秀だと評価される学校でも、いじめ等の問題行動は起こらない訳はありません。
でも、発生頻度の可能性を考えるなら、このような環境の学校に、自分の子供を通わせたくはないですよね。

ちなみに、文部科学省が発表している「 平成27 年度・児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の概要は、以下の通りです。

平成27 年度・児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査の概要 

①小・中・高等学校における暴力行為の発生件数
5万6,963件
※児童生徒1,000人当たりの発生件数は4.21件

②小・中・高等学校におけるいじめの認知件数
22万4,540件
※児童生徒1,000人当たりの認知件数は16.4 件

③小・中学校における長期欠席者数
19万4,933人
不登校児童生徒数は12万6,009人
不登校児童生徒の割合は1.26%

④小・中・高等学校から報告のあった自殺した児童生徒数
214人

 

悪い校風が継承されていく原因

3年も経ち、子供の代替わりがあれば、学校も変わるとの意見もありますが、そのまま悪い校風が引き継がれていくケースが多いのも事実です。
学校の環境・校風を決めるのは、大きく2つ「学校の伝統や体質」と「通う子供たちの意識」です。

前者を変えるのは難しいのですが、もっと難しいのが後者「通う子供たちの意識」です。

これは学校が教えられるものではなく、家庭での教育・考え方が大きく影響するからです。
また、公立校に限って言えば、地域の子供が集まる以上、その地域の環境特性(世帯年収・地域評価・産業構造・離婚率・歴史的な地域特性)が改善されない限り、そのまま変わりません。

つまり地域に住んでいる人が変わらない限り、悪い校風は変わらないのです。

悪い伝統を受け継ぐのは、不動産的な原因があるのです。

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マンション購入は、教育環境を選択できるチャンス

当たり前ですが、マンションを購入する方は、自分の家を持っていない家族が大半です。
でも、考えてみて下さい。

自分の家を持っていないという事は、好きな場所に住めると言う事であり、ある意味チャンスでもあります。

特に、小さな子供をお持ちのご家庭(まだいらっしゃらないご家庭も)においては、『教育環境の良い場所』に住むことができるチャンスなのです。

また、ここで言う『教育環境』とは、学力が高い、低いだけでなく、学級崩壊・いじめが多発する・問題行動の多い環境が駄目だと言っているのです。

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地方都市でも、学力が高い地域

また、田舎だから駄目なのではなく、地方都市でも学力の高い地域はあります。

それを裏付けるように、2017年度の小・中学校(公立)の全国学力テスト正答率の1位は、石川県でした。

もちろん、このテストは、公立小・中学校(私立・国立を除く)のみのデーターを基にしており、私立校が多く、私立への進学志向が高い大都市圏においては、正確に実態を反映できていない可能性も高いのですが、順位は以下の通りです。

国学力テスト正答率 [ 2017年第一位 石川県 ]

1位:石川県70.3%
2位:秋田県69.8%
3位:福井県69.6%
4位:富山県67.5%
5位:愛媛県67.4%
6位:東京都66.9%
7位:青森県66.4%
8位:京都府66.1%
8位:広島県66.1%
10位:茨城県66.0%

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良い教育環境を見つける方法

では、より教育環境が整った立地(地域)を見つける方法は、どうすれば良いのでしょうか?

それは、シンプルに「学校の評判」を集めることです。
口コミです。
同じ年代の子供を持っているママ友のネットワークはもちろん、学習塾の先生なども、有力な情報を知っています。

そこからの情報は、ある程度信頼してもよいでしょう。
なぜなら意識の高い親はその情報を元に実際住む地域を決め、移り住むからです。
そして、決して学校区の評判の悪い地域には住みません。
 

また、住んでいても私立に通わせるのです。

より意識の高い家庭の子供が集まり、そうでない地域はそのままに・・・負のスパイラルですが、これが不動産の現実でもあるのです

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最後の一言

本日は「田舎が子育てに最適との意見には納得できない!」との思いから記事を書きました。

「自然」に触れさせたければ、休日に山や川に連れて行けば良いですし、親が愛情を持って接することが大切なのです。

また、僕自身、片田舎で暮らし、あまり良いとは言えない学生生活を過ごした経験があったので、校区の評判が良い地域で、マンションを選びました。

もちろん、校区の評判が良いからと言って、そのまま良い学校であるとは言えませんが、保護者の意識はやはり高いのも事実です。 

では!!

 

 

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