【南向き】にこだわらなくても大丈夫！マンションの部屋選びを教えます。
こんにちは。晴(ハル）です。
日本の不動産には南向き信仰がありますよね。一方海外では向きよりの眺望を重視する傾向があります。
マンションの立地によっては南向きの間取りが取れない場合があったり、南、東、西、北が混在したタワー型マンションがなどもあります。
どの方位を選べば良いのでしょうか？
本ブログでは、失敗しない分譲マンションの選び方についての情報をお伝えしております。
本日は、優先順位９位「部屋の向き」についての記事を書きます。
失敗できないマンション購入・優先順位10
優先順位１位・「適正な予算をたてること」
優先順位２位・「大手不動産の物件を購入すること」
優先順位３位・「駅からの距離を重視すること」
優先順位４位・「住みたいエリアを探すこと」
優先順位５位・「マンション前建てを気にすること」
優先順位６位・「部屋の広さにこだわること」
優先順位７位・「階高・眺望にこだわること」
優先順位８位・「部屋の間取りにこだわること」
優先順位９位・「向きのこだわること」
優先順位１０位「設備にこだわること」
↓下記の記事がこの記事の基礎となりますので、良かったらご覧下さい。
部屋の向きには、こだわりますか？
日本人は、南向き住戸へのこだわりが強いと思います。
一般的に人気のある部屋の順番は、南向き→東向き→西向き→北向きと言ったところでしょうか。各部屋の特徴を簡単にまとめてみました。
南向きの部屋
正午を中心に日当たり良好。日本の不動産の王道、人気Ｎｏ.1です。ベランダの洗濯物の乾きもＮｏ.１です。
東向きに部屋
日の出から正午までの日当たりは良好。早朝から明るいので、東向きを好む方もいるほど人気。人気は2番手でしょうか。
西向きの部屋
午前中は暗い。午後から夕暮れまでの日当たりが良好です。夏場の西日は厳しいですが、冬場はとても暖かいです。
北向きの部屋
日当たりはよくありません。暗い・・・。でも、「海」が見える「東京タワー」が見えるなど付加価値があれば選ぶ価値は十分あると思います。
上記が人気順でしたが、価格設定も同様です。
部屋の向きによる価格設定は、北向き＜西向き＜東向き＜南向きです。もちろん全室南向きであれば同一の金額設定です。同じマンションで南向きと東向きが混在する場合に価格差が設定されます。
向きだけで部屋を決めてはいけない
マンションは向きだけで部屋を決めてはいけません。部屋の前の状況により総合的に判断するべきなのです。
例えば以下のケース
・「南向き」マンションの前には同程度の建物が建っており、日当たりは問題ないが、眺望が良くない。
・「東向きの部屋」マンションの前には低い建物しかなく、日当たりも眺望も良い。
しかも価格は東向きの方が安い・・・。あなたは、どちらを選びますか？？
僕の住まいは南向部屋
私の住んでいる部屋は、東向きの６階（７階建）。
僕の住んでいるマンションは２棟構成。南向き棟（１２階建て・１１０戸）、東向き棟（７階建て・２６戸）です。マンションの建っている地域は、ある程度住宅環境が保全される「住居系地域」ですので、日当たりは良好な物件です。
南向きの棟は８階建ての建物が目前に建おり、眺望は９階以上でないとあまり良くない物件です。
でも南向きの高層階は価格設定が高い。
一方、東向きの棟は目の前が小学校のグランドと校庭に植わっている松林。6階でも都心の住宅地とは思えないほど、目の前が開けています。
なお販売時は、南棟と東棟では同じ広さにも関わらず、400万円前後ほど東側の部屋が安く設定されてました。
■我が家（東向き）からの日当たり（夏の朝11時頃）
■我が家（東向き）からの眺望（夏の朝5時頃の眺望。東向きのメリットですね）
最後に一言
マンションに普及に伴い、南向き志向も薄れてきたように感じています。
私もあまり部屋の向きにこだわりはありません。
なぜなら、平面のだけの戸建て異なり、マンションは立体です。部屋の条件は「部屋の向き」だけではなく、「前建て」「眺望」「価格」等が複合的に関係してきます。
ぜひ、総合的により良いお部屋を選んでください。
